千葉県は首都圏のベッドタウンとして
多くの団地が建てられているが、
今回はその中でも
比較的交通の便が良い
八千代市・村上団地へいってみた。
村上団地は1970年代に入居が開始された
団地群で、設立当初は最寄駅は
京成勝田台駅
(路線バスで約15分)。
現在では東葉高速鉄道が開通し
村上駅まだ徒歩15分の距離。
中層の団地の合間を縫うように
高層タイプも見え隠れする。
形も様々で
いわゆる長方形タイプのものから
スターハウス(三又)のようなものまで。
ただしスタンダードなスターハウスは
みつからなかった。
さて、現在の価格だが
間取りにより大きく異なる。
分譲タイプの最安値は
東日本住宅で見る限り
380万円。
3DK、51㎡でこの価格は魅力的だ。
築年月は1976年と古いが
そもそも団地の建築ピークは大体このあたり。
いわゆるフツーの中古の団地に
住みたい人にはうってつけかも知れない。
当然、エレベーターは付いていない。
それがネックとなっているのか
今、エレベーターなしの団地は
高層フロア(4階以上)が不人気だ。
しかし、エレベーターがあると
管理費が倍以上に膨らむのである。
団地内の商店街は
残念ながらほとんどシャッターが下りていた。
ちなみに賃貸の価格は
42.400円~97.500円
間取り1DK~4LDK
築年月は70年代中期から90年代前半
同じものではないので
なんともいえないが
単純に最安値の賃料42.400円だと
360万円÷42.400円=84.9回(支払い回数)
約85回と考え
85÷12=7.08(年)
約7年で賃料に追いつく。
ただし、実際は月あたりに修繕費や
管理費が取られるわけだが…。
それでもリーズナブルである。
これはオマケだが、
本気で団地の購入をお考えの方は
修繕積立金の積み立て状況を
確認したほうがいい。
その辺りの話は
また次回お伝えしよう。
【孤独死が団地を蝕む】

トラックバック・ピンバックはありません
ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。